ラスキウス聖織軍の一員。

粛清と自浄の白織に所属し、印は「死神」。


外見:
・男性。164cm+7cm。24歳。
・女性のような口元、女性のような中性的で高い声。
・赤の長髪と青い目。眼鏡(モニターでもある)をしている。
・白マント・白フード。中に電子制御のギアを装着している。
・目元を覆う白い仮面をつけて執行にあたる。


能力:

①終焉の接吻(ドレイン)
・キスで相手のエネルギーを吸い上げる。
・この方法でエネルギー(=生命力)を吸収した相手を必ず死に至らしめる。
・十分に相手を弱らせてからキスでトドメを指すのが戦闘・粛清スタイルの基本。

②光学夢幻(レイ・エンティ)
・自身の、もしくはキスで吸収したエネルギーを利用して武器を作成する。
・剣や大鎌、銃や爆発物まで、使用者の意のままの武器が生まれる。
・エネルギーを変換して武器を作成するので、武器の再構成や複数作成を行うと激しくエネルギーを消耗する。




光学夢幻(レイ・エンティ)について

 アヴィオールが保持している光学夢幻は、初めて理論と技術を実践した「オリジナル」である。
 使用者は炉心と呼ばれる出力機関を体外もしくは体内に備える。
 光学夢幻自体は適性さえあれば人工炉心を装着することで誰にでも使用が可能(適性がないと溜め込んだエネルギーを出力することができず炉心に焼かれて死ぬ。装着前に炉心との適性試験を行い、適性がある場合のみ装着や体内への埋め込みを許可される)。
 炉心が行っていることは、エネルギーを集積して光を生み、空気中の物質を利用して光を実体に変えることである。武器の形は使用者の意思によって自在に変化し、炉心と使用者の意識の接続の深さによって作成のスピードや精度、頑丈さが変化する。

 なお、オリジナルであるアヴィオールの体内にある炉心は唯一の「生命炉心」である。
 「吸収する」本質のアヴィオールに対して、「放出する」本質をもつ双子の妹をアヴィオールが吸収したことにより、エネルギーを武器として実体化させるための炉心とすることに成功した。
 この技術の開発と提唱を行ったのは「放出する」本質をもって自らを実験材料にすることを厭わなかった妹・ロイヴァ自身である。本来ならロイヴァはアヴィオールの終焉の接吻によって死ぬはずであったが、この双子の「生死を共にする運命」によって死ぬことなく、意思もなく、ただ光学夢幻の炉心として在り続けている。
 同じ理屈を科学で実現したレプリカである人工炉心と異なり、故障の可能性やメンテナンスの必要はないが、同時にリミッターも存在しないので、アヴィオールのエネルギーを全て変換しつくして自壊をもたらす危険がある。
 エネルギーとして使用できるのはアヴィオール自身のエネルギーか、キスによって吸収したエネルギーのみであり、外気からエネルギーを得て光学夢幻武器を生みだすことはできない。

 「夢幻」と名についてはいるが、それはこの技術によって作成される武器がまるで夢幻のように変幻自在に、所有者の思うとおりに形を変え姿を変えることから。決して夢や幻ではない。





スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。