※ここに掲載されている学科はあくまでも一例であり、魔導学院では他にも様々な授業や講義が展開されています※


【高等科必修】
★治癒魔法上級・魔物治癒魔法の授業を履修し、各治癒魔導師資格試験に合格した上で、各系統X学科を履修して正式に政府の治癒魔導師に登録された場合は、「論文基礎・実践」以外の必修学科の履修は免除される。

古語初級・中級:過去の魔導書や歴史書を読むために必要な古語の読解を中心に学ぶ。現在のマギセロスの言語とは相違があり、現代語だけの知識では古語の内容の半分も読むことができないため、召喚魔法や契約魔法、魔導史の上級授業を受けるうえで重要度の高い学科。「中級」の履修には「初級」の履修が済んでいることが条件となる。中等科では選択科目であったが、高等科では必修学科に指定されている。それぞれ1年間のカリキュラム。

論文基礎・実践:研究論文の書き方や発表の方法を学ぶ。研究成果が認められれば得られる報酬が相当な額に達することも少なくないため、高等科の学院生が論文をマギセロス学会に提出することは暗黙の了解で当然のこととされている(無論提出しない学院性も存在する)。「実践」の履修には「基礎」の履修が済んでいることが条件となる。それぞれ1年間のカリキュラム。


【高等科専門ゼミ】
★治癒魔法上級・魔物治癒魔法の授業を履修し、各治癒魔導師資格試験に合格した上で、各系統X学科を履修して正式に政府の治癒魔導師に登録された場合は、専門ゼミの履修・研究論文の提出は免除されるが、意欲のある学生によって治癒魔法・魔物治癒魔法の専門ゼミも開講されている。
★学院生が主導することもある、ゼミ・討論形式の専門性が非常に高い授業。
 下記の4つ以外にも様々な分野を扱うたくさんのゼミが存在し、ゼミ所属を希望する学院生の、専門学習分野と最も近い内容を扱っているゼミに配属される。
 卒業には、一つの専門ゼミに4年以上所属し、研究論文を提出しマギセロス学会に受理される必要がある。
 学院生が年度初回の自己紹介で「専門〇年目」と累積年数を宣言するのが通例。

召喚魔法、魔法薬学、錬成魔法、物質魔法それぞれに専門が存在。
:召喚魔法、魔法薬学、錬成魔法、物質魔法の専門のゼミに所属する場合、履修にはその系統の「上級」の履修が済んでいることが条件となる。


【高等科選択】

召喚魔法、魔法薬学、錬成魔法、物質魔法それぞれに上級が存在。
:履修にはその系統の「入門」「初級」「中級」全ての学科の履修が済んでいることが条件となる。中等科でも履修が可能だった学科で、全て1年間のカリキュラム。

治癒魔法入門/初級・中級:より多くの病気や怪我に対応が可能な治癒魔法や理論、治癒知識を学ぶ。高等科での治癒魔法系統科目は「入門」と「初級」が1つの科目になっている。「中級」の履修には「初級」もしくは「入門/初級」の履修が済んでいることが条件となる。「入門」「初級」「中級」は中等科まででも選択可能。入門/初級・中級それぞれ、1年間のカリキュラム。

治癒魔法上級:専門的な治癒魔法や理論、治癒知識を学ぶ。治癒魔導師資格試験に合格することが目的の学科。「必修科目を含めた他の学科と同時に履修することを推奨しない」と但し書きをつけられている厳しい学科。履修には「中級」までの履修が済んでいることが条件となる。4年間のカリキュラム。

魔物治癒魔法:魔導師に使役されている魔物や協力関係にある魔物を治癒するための治癒魔法や理論、治癒知識を学ぶ、魔物治癒魔導師資格試験に合格することが目的の学科。履修には治癒魔法系統の「中級」までの履修が済んでいることが条件となる。4年間のカリキュラム。

治癒魔法X:治癒魔導師試験に合格した学院生が、実務を積んで登録治癒魔導師になることを目的とした学科。履修には「上級」までの履修が済んでいて、治癒魔導師資格試験に合格していることが条件となる。2年間のカリキュラム。

魔物治癒魔法X:魔物治癒魔導師試験に合格した学院生が、実務を積んで登録魔物治癒魔導師になることを目的とした学科。履修には「魔物治癒魔法」の履修が済んでいて、魔物治癒魔導師資格試験に合格していることが条件となる。2年間のカリキュラム。

魔術数学Ⅲ:実践的・発展的な内容で、特に魔法薬学や物質魔法、錬成魔法を専攻する場合はこの学科の重要性が高い。履修には魔術数学Ⅰ・Ⅱの履修が済んでいることが条件となる。中等科でも選択が可能だった1年間のカリキュラム。

魔術語学Ⅲ:実践的・発展的な内容で、特に召喚魔法や契約魔法、魔導史を専攻する場合はこの学科の重要性が高い。履修には魔術語学Ⅰ・Ⅱの履修が済んでいることが条件となる。中等科でも選択が可能だった1年間のカリキュラム。

魔術倫理Ⅲ:実践的・発展的な内容で、特に召喚魔法や契約魔法、魔導史を専攻する場合はこの学科の重要性が高い。履修には魔術倫理Ⅰ・Ⅱの履修が済んでいることが条件となる。中等科でも選択が可能だった1年間のカリキュラム。

教育資格Ⅰ~Ⅳ:初等科・中等科の教員になるために必要な教員資格を得るための学科。教員になるには高等科で満7年以上の在籍が必要となるため、教員になる意思のある学院生はその間に教員試験に合格しておくことが望ましいと言われている。教育資格Ⅳには実際に初等科・中等科で授業を担当する実習も含まれている。それぞれ1年間のカリキュラムで、合計4年間の履修をすることになる。

古語上級:ゼミ・討論形式をとる、古語読解の発展的な授業。「上級」の履修には「初級」「中級」の履修が済んでいることが条件となる。学院生主導の授業であり、1年間の学科だが何年でも選択し履修することができる。複数年履修している学院生は年度初回の自己紹介で「古語上級〇年目」と累積年数を宣言するのが通例。

魔術数学Ⅳ:専門性が非常に高い内容で、ゼミ・討論形式をとる、魔術数学の発展的な授業。履修には魔術数学Ⅲの履修が済んでいることが条件となる。学院生主導の授業であり、1年間の学科だが何年でも選択し履修することができる。複数年履修している学院生は年度初回の自己紹介で「魔術数学Ⅳ〇年目」と累積年数を宣言するのが通例。

召喚魔法、魔法薬学、錬成魔法、物質魔法基礎
:入門~中級にあたる内容を取り扱う、学院生が必要に応じて自主的に設置する比較的小規模の授業。専門の研究をしているうちに他の系統の魔法の知識が必要になった学院生や、専攻していない他の系統の魔法を学びたいと考える意欲的な学院生が複数いる場合などに開講されることがある。初等科・中等科の教員に指導を依頼したり、教員もしている高等科学院生が指導を行ったりするが、高等科の学院生ともなると、特に理論面では「教本を参考に自主学習ができる」ことが少なくないため、実質分からないところや実技に関して指導を行うゼミ形式をとっていることが多い。



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