"フィリアコンタクト"


★公開情報

 かつて《セグレート》にいたオーヴァード。元、《曳光弾》の上司。
 触れた相手と心を交わし、信用を得る能力の持ち主。

 先日の事件で《セグレート》のメンバーを殺害しようとしたために、そのメンバーに返り討ちにされ死亡。
 この事件については厳重に情報処理が為され、詳細は《セグレート》のメンバーでも当事者以外には知らされていない。


★非公開情報

 29歳。本名は恵美理・アードレイ。
 ソラリス/サラマンダーのオーヴァードで、FHセル「トランセンダー」の構成員であった。

 能力の発動には必ずしも素手で触れる必要はなく、また、触れるのがどの部位であっても、体温を伝達させさえすればよい。
 フィリアコンタクトが効果を発揮するまでの所要時間は約2秒。

 インフィニティーコードと、《セグレート》に集められているメンバーの持つ特殊能力に何かしらの関係があるのではないかと目星をつけ、調査と攪乱のためにセグレートに潜入していた。
 その際、リーダーの《強制開示》を能力によって傀儡化し、《星の直感》という情報収集に長けたオーヴァードを幽閉し利用、私物化していた。数名の《セグレート》メンバーにその事実を暴かれたため、隠蔽のために彼らの殺害を試みるも失敗、却って彼女自身が殺されたことによって、この事件は幕を閉じている。

 "飢餓"衝動のオーヴァード。
 Eロイスの効果によって、対象を自分に取り込むことで自身の能力を高め、対象のエフェクトを習得することが可能であった。この力は彼女の特殊能力・フィリアコンタクトと非常に相性がよく、触れられた対象は警戒心を解かされた上で取り込まれてしまうが、習得できるのはエフェクトのみで、固有能力は習得できなかったことが幸いし、《セグレート》のメンバーで撃退することができた。
 能力、力、強さを、飢えた獣のように追い、求め、奪い取ろうとする苛烈な衝動の持ち主。
 
 ――その反面、《セグレート》での《信託》は、
   ジャームと化すより前の、本来の彼女の姿のような、
   部下を信じ、導き、行き先を指し示すよき教育者「でも」あった

 ――とも、言われている。



事件シナリオのトレーラーとハンドアウト→別窓で開く






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