《強制開示》

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"パストオブザーバー"

★公開情報

　《セグレート》のリーダー。
　他者の目から過去の事実を読み取る能力を持ち、その対象は、「生命」と定義しうる存在なら必ずしも人間である必要はない(機械や死者に対してはその効果は発動されない)。

　過去とは、対象の真実であり、道程である。
　それを対象本人の意思を無視して読み取る能力には、嫌悪感や恐怖が向けられることもあるが、能力者という危険人物の集団ともいえる《セグレート》の統率者としてメンバーから篤い信頼を寄せられている。

　鷹揚で実直。
　古株のメンバーなら、《強制開示》が戦闘に参加していた頃の、驚くほど冷たい刃を知っているかもしれない。

　半年ほど《信託》という能力者に利用されていたことがあったが、その事件は解決し、過去のものとなっている。

★非公開情報

　32歳。本名は宮野　悠(みやの　はるか)。
　ウロボロスのオーヴァードで、かつてはゼノスの凶刃に追われていた。

　能力：パストオブザーバーでみることのできる過去は断片的であり、任意の情報を選択することはできないが、1時間も一緒にいれば対象のこれまでの経験の大半を知ることができると言われている。また能力の発動のためには３秒以上目が合っている必要がある。

　










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